2015年2月9日(月)〜13日(金) 5日間

驚異的な経済成長が期待される
バングラデシュ印刷・包装事情視察

 日本政府はバングラデシュのベンガル湾岸海部の産業地帯建設の支援に乗り出すため、ODAを年間1千億円供与することを決定し、安倍総理が9月上旬、経済界の代表を同行してバングラデシュを訪問しました。

 バングラデシュはミャンマーとインドの間に位置し、人口1億6千万人のエネルギーを秘めた国です。1971年の独立当時、日本が真っ先に国家として承認したことで、大変な親日国です。日本人を世界で最も信頼している国民と言えます。

 労働者の平均給与が月に1万円未満で、日本からの企業進出、投資も歓迎し、進出企業に対してはインフラ整備に力を入れ、経済特区を建設して特別減税、免税などの税制の面の支援を行っています。

 印刷出版研究所ではバングラデシュ政府の協力で、印刷業界関係者にバングラデシュを実際に見ていただくため、視察団を編成致します。
 アジア市場のビジネスチャンス創出、拡大の一助になります事を願っております。関係各位のご参加をお待ちしています。

 ツアーの概要は下記の通りです。この機会にぜひともご参加をご検討ください。

【関連資料ダウンロード】

「バングラデシュ印刷・包装事情視察」申込書

バングラデシュ人民共和国 概要
公用語=ベンガル語(英語が良く通じます)
首都=ダッカ
政府=大統領 アブドゥル・ハーミド、首相 シェイク・ハシナ
面積=14万4000km²(91位)
人口=総計(2013年)152,500,000人(7位)、人口密度 1173人/km²
GDP(PPP)=合計(2012年) 3025億ドル(59位)、一人当たり678ドル
独立宣言=1971年3月26日(パキスタンより)
通貨=タカ(BDT)
時差=日本より6時間遅れ





=日本企業を歓迎します=

・首都ダッカ近郊に経済特区を4ヵ所建設。日本の支援400億円で工業団地を整備する。
・周辺インフラ、特に道路、電気、通信等を整備する。
・進出企業に対して輸出向けであれば法人税免除。一般企業も5年間無税である。政府の助成金制度も用意。
・人口1億6千万人のうち60%は25歳未満の人口構成であるため、今後発展成長が期待される。
・公用語はベンガル語だが、かつてはイギリスが宗主国であったため英語も通じる。
・労働者の平均月収は日本円で5,000円〜7,000円、ホワイトカラーで13,000円〜15,000円程度。
・宗教はイスラム教徒が多い。国内に産業が少ないため、労働者の出稼ぎが多い。日本にも1万人程度居住している。
・バングラデシュの工業は繊維工業が主。現在のバングラデシュの輸出の80%が繊維製品。
・2014年現在、バングラデシュに進出した企業は180社。東レ、ユニクロ、日華化学、三菱、日立パワーシステムズなど。
・バングラデシュの財界人は「日本企業ならどのような業種でも大歓迎します。拡大する消費市場で一緒にビジネスをしたい」と言っている。

◆バングラデシュの経済

 IMFによると、2011年のバングラデシュのGDPは1130億ドルであり、一人当たりのGDPは678ドルである。国際連合による基準に基づき、後発開発途上国と位置付けられている。2011年にアジア開発銀行が公表した資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民の75%を超える約1億5000万人と推定されている。
 ガンジス川の氾濫により涵養された、世界有数の豊かな土地を誇り、外からの侵略も絶えなかった。「黄金のベンガル」と言われていた時代もあり、膨大な人口と労働力を持っていることから経済の潜在能力は高い。
 バングラデシュは人口や政治汚職などによって未だに貧困を脱しきることができないでいる。バングラデシュの発展を阻害しているものとしては、多発するサイクロンやそれに伴う氾濫などの地理的・気候的要因、能率の悪い国営企業、不適切に運営されている港などインフラの人的要因、第一次産業のみではまかない切れない増加する労働人口などの人口要因などがある。

◆ お問い合わせ・資料請求◆

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バングラデシュ印刷・包装事情視察・日程表

月 日

概 要

2/9
(月)

成田空港集合
出国手続き後、香港経由、バングラデシュの首都ダッカへ

(ダッカ泊)

2/10
(火)

【ダッカ滞在】
◆バングラデシュ政府機関訪問(工業特区を管理)
BEPZA(Bangladesh Export Processing Zone Authority)
※日本企業への進出・投資についての優遇措置、法的措置
ジョイントベンチャー等について

◆経済特区予定地視察
1.ダッカ工業団地(Dhaka EPZ)
2.チッタゴング工業団地(Chittagong EPZ)
※日本のODA供与による5年間で6千億円の支援の一環としてダッカ周辺に4ヵ所の経済特区を設ける

(ダッカ泊)

2/11
(水)

【ダッカ滞在】
◆印刷会社訪問および代表との面会
1.Robin Printing
2.Azad Printing
3.Merchant Group Elite Printing Ltd.

◆印刷関連団体訪問
1.Bangladesh Printing,packaging & Ink Association
(印刷・パッケージ・インク協会)
※理事長との面談および印刷協会との協議
2.FBCCI-バングラデシュ工業商工会と協議

(ダッカ泊)

2/12
(木)

【ダッカ滞在】
◆日系企業訪問
※繊維関係の会社訪問
※労働者、賃金、インフラ、経営問題などについて

◆印刷会社訪問
※雑誌、新聞、製本、フレキソ、パッケージ等、技術的な問題、
市場としての印刷業界の可能性を見る
夕食後、空港へ

(機中泊)

2/13
(金)

ダッカを発ち、香港経由にて帰国の途に
帰国手続き終了後、解散

※旅行費、時間、訪問先についてはすべて予定です。各機関の新年度の方針により変更となる場合があります。
※訪問先の詳細は現地から届き次第お知らせ致します。