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コラム「点睛」 印刷新報・2025年4月24日付

 中部国際空港の手荷物受取ターンテーブルに流れる「名古屋めし」、高知龍馬空港では活きのいい鰹やタタキ皿鉢のオブジェが回る…。いずれも2023年からと少しネタは古いが(失礼)、思わず顔がほころんでしまう遊び心だ。どれだけの人が写真に撮り、アップしたことか▼いまや情報の発信、拡散の手段としてSNSは欠かせない。3日付の小欄では、イメージ優先で、言葉や文字による説明が疎かになりがちな動画広告の欠陥を指摘したが、ぱっと見で相手の心を.むなら、写真・動画の投稿だけで十分。日本語を知らない外国の方にも有効だ▼流れるオブジェには遊び心だけでなく、もちろん地元の名産品や生産者のアピールという目的がある。だがそれ以上に、「来てよかった」「行ってみたい」と思わせる温かい地元愛のようなものが伝わる。観光客の玄関口である空港に置いた点が秀逸であり、メディアに取り上げられることによる宣伝効果も大きい▼オブジェの制作は食品サンプル専門会社によるようだが、3Dプリンターを活用してもいい。とかく真面目な印刷会社に欲しいのは笑いのセンスか。 (銀河)





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