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コラム「点睛」 印刷新報・2026年2月19日付

 いま、若者は簡単に会社を辞める、仕事を変わる。退職手続代行という商売を知った時は信じられなかったが、入社一日目で利用する者がいると聞いても、もはや驚かない▼最初の会社でシステム課に配属された。会社も人を見る眼がない。苦手の最たる自分が何億円ものオフコンを任され、プログラムも書いた。嫌でたまらず、灰色の日々。ノイローゼになった▼輪をかけて直属の上司は異常に喜怒が激しく、日々叱られた。1週間社内で何もするなと命じられた時の耐えがたい長さ。だが、夏休みに彼の田舎の茨城の海水浴場にドライブに誘われ、実家で自慢のオーディオを聴かされた。翌年、経理課に異動を申し出、1年9ヵ月まで勤めた▼仲のいい先輩とは退社後も酒を飲んだ。憧れの先輩にプロポーズし失恋した。同期の数人とは今も年賀状を交わす。自分の得意を見直し、今の会社に入れたのは幸いだ。CPUや簿記の知識も取材に役立った。生意気だった自分が謙虚になった。上司の不思議な愛憎に人間を学んだ。躰に刻まれている。35年前の元祖すぐ転職組だが、しばらく我慢するのも悪くはない。 (銀河)





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