印刷関連企業を強力に支援する印刷出版研究所の三大専門紙・専門誌、『印刷新報』(週刊新聞)と『印刷情報』(月刊雑誌)、『日本製本紙工新聞』(月2回刊)。電子メディアの動向も鋭く解説
印刷出版研究所





コラム「点睛」 印刷新報・2026年5月7日付

 報道に頻出する用語は、「ナフサ」が「AI」と並んだ感を受ける。国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)の会員企業への緊急アンケート調査(回答102社)では、すでに44%の企業が影響を受け、3ヵ月以内には75%超に拡大する見通しだ。回答企業は食品・飲料メーカーが半数を占める。印刷業界にとって重要な取引先だ▼単純に代替品を使えばいいという話ではない。理由として、「代替素材の調達量不足」を筆頭に、「品質・安全性の問題」、「コスト」が挙がる。代替品の原料さえ不足しているのだ▼帝国データバンクがナフサ関連製造業に実施した調査では、ナフサ高騰の影響を受けやすい業種の3位は「パルプ・紙・紙加工品製造」、5位は「出版・印刷・同関連産業」である。ハンバーガー包装紙など塗工紙への影響が大きいほか、溶剤の調達難からパッケージ容器への印字を中止するメーカーも出てきたと報じられる▼生団連の調査で、対応策のトップは圧倒的に「製品価格の値上げ」。さらなるナフサ価格の上昇は確実であり、印刷業界が進めてきた価格転嫁の取組みにも暗雲が漂う。 (銀河)





印刷用語集
富士フイルムグラフィックソリューションズ
水なし、環境、印刷

関連団体リンク↓


株式会社印刷出版研究所
<本社>
周辺地図
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町534番地
川尻ビル2階
電話03-5155-7925
FAX03-5155-7930

 印刷出版研究所は、定期情報紙誌『印刷新報』『印刷情報』『日本製本紙工新聞』をはじめ、印刷・製本・デザイン関連の各種単行本などの出版を通じ、印刷関連業界の皆様へいち早く市場動向、経営・技術動向を発信しています。また、プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会および日本フレキソ技術協会の事務局を務め、業界の地位向上、活性化に努めています。
 弊社が報道を通じて扱う印刷関連の分野は多岐にわたっています。ご相談、お問合せは弊社編集部、営業部までお願いします。


Copyright © 2011 Printing & Publishing Institute Co,Ltd All Rights Reserved.